Chapter 3 配色を知る1
配色のための基礎知識
複数の色を組み合わせることを配色という。
配色の心地よい美しさは「色彩調和論」として研究されてきた。
アメリカの色彩学者ジャッドはそれらの色彩調和論を統括し、以下の4つの視点が共通している原理であると指摘している。
① 秩序の原理:規則的に選ばれた色は調和する。
視覚的な等歩度性を持つ色空間であるマンセル表色系や、PCCS等のカラーシステムを使って直線、正三角形、正方形などの幾何学的な関係性をもつ一から色を選ぶと、必ず調和する。
② 親近性の原理:なじみのある色は調和する。
自然界の色変化、見慣れている色は調和して感じられる。
③ 共通性の原理:共通性、類似性がある色は調和する。
共通要素を持っている色同士は類似性があることで調和する。
色相やトーンの共通性など。
④ 明白性の原理:色が明瞭に見える配色は調和する。
色が似ていると区別しずらい。色が明確に区別できると調和しやすい。
他に、多くの色彩調和論に共通している考え方として「統一性と変化のバランスが取れていると調和する」というのがある。
(同一色相の色はトーンの違いで変化を与える。)
色の温度感を寒暖感という
寒暖感 どっちも感じない中性色系 黄緑、緑、紫
https://gyazo.com/6b8dedac52fe78cf3ea87a99e82dadbc
同一色相 0(色相差)⇒隣接 1⇒類似 2,3⇒中差 4,5,6,7⇒対照 8,9,10⇒補色 11,12
明度による配色
明度差が大きくなると明瞭性が強まる
同じ明度の配色を並べると、グレースケールにしたときに同じような色になってしまう。
セパレーション...同じ明度の色を使いながら色の見分けを助けるために間に異なる明度の無彩色を挟む手法。
類似明度...使っている色の明度差が 1, 1.5, 2 ソフトでまとまりのある印象
中差明度...使っている色の明度差が 2.5 ~ 3.5
対照明度... 4以上 スポーティでシャープなイメージ
彩度による配色
彩度には、派手や地味感、色の目立ちを左右する性質がある。
彩度低いと地味
彩度高いと派手
PCCSでは...
同一トーンの配色やトーン図上に並ぶトーンを使った配色は同一彩度となる。
彩度差 1s ... 隣接彩度
2s, 3s ... 類似彩度
色彩調和論では、、、
ドイツの科学者オストワルト、、、「カラーシステムの中で、幾何学に並ぶ色は調和する」
対照彩度、、、地味な色に対して派手な色を使う配色、派手でめだち、活動的なイメージ。
トーンによる配色
低明度色、、、重い、固い
高明度色、、、柔らかい、軽い
高彩度のトーン、、、派手で活動的
明清色調(チントトーン)、、、純色に白を加えた色
暗清色調(シェイドトーン)、、、純色に黒を加えた色
純色調(ピュアトーン)、、、強く派手な色
濁色調(モデレイトトーン)、、、純色に灰色を加えた色
https://gyazo.com/8e991bfce020bfa32285c08e9c9cff38
低・中・高彩度トーン に分けることができる。
https://gyazo.com/143b036c120677b60b460a1b0959c4f5
同一トーンの配色、、、イメージに統一感が生まれる。
類似トーンの配色、、、統一感を表現しやすい、コントラストの小さい表現を行える。
対照トーンの配色
明度差、、、明快でシャープな印象
彩度差、、、高彩度の色を際立たせ、動的な表現